お悩み2 外房地区の塩害
2019年1月8日
千葉県外房地区の皆様。海が見える場所に別荘や自宅を建てたい。
オーシャンビューの家は理想的な家の1つですね。しかし、海の近くに家を建てると潮風による「塩害」が1番の問題になります。潮風に当たると家の劣化速度が早いため、屋根や外壁に対してしっかりと対策を立てる必要があります。
潮風による屋根や外壁への被害
潮風を受けることで屋根や外壁にどのような被害が起こるのでしょうか。しっかりと勉強しましょう。
屋根や外壁の劣化スピードが通常より上がる
海沿いに家を建てると外壁の劣化スピードが通常より速まります。
外壁は風や汚れ、時間経過によって少なからず劣化していくもの。しかし、潮風を受ける環境であれば外壁は通常よりも早く劣化してしまいます。金属製の部分にはサビが出るので注意しましょう。
また、窓や金属以外の部分に白い玉のようなものが付くことがあります。それは、塩害によってできた塩の固(かた)まり。塩の固(かた)まりは、むく材からできたヤニ部分などに付着すると取ることが難しいです。普段からしっかりとチェックしておきましょう。
屋根や外壁の塩害対策
海付近にある家にとっては塩害は付きもの。しかし、潮風による劣化を諦める必要はありません。しっかりと対策をすれば被害を最小限に抑えることができます。被害を抑える方法についてご紹介しましょう。
外壁をこまめに洗いながす
潮風が当たる家では外壁を水でこまめに洗うようにします。潮風が当たった壁は塩分がそのまま残っている状態です。塩分をそのままにしておくと外壁だけでなく内側の金属部分がさびついてきます。
しかし、外壁を毎回ブラシなどで洗うのもしんどいでしょう。そんなときにおススメなのが高圧洗浄機です。家庭用の高圧洗浄機であればホームセンターやインターネットで買うことができます。
高圧洗浄機は高い水圧で壁などに付いた汚れ・塩を勢いよく洗い流すことができるのです。効率よく洗い流すためにも水圧は「7Mps」以上のもの。ホースの長さは10m以上のものが理想となります。
室外機や給湯器は塩害仕様にする
自分が建てた家が海から距離があったとしても室外機や給湯器は塩害仕様にします。
室外機や給湯器は機械製品であるため塩に弱いです。そのため、塩害対策が施されたものでないとすぐに機能しなくなる可能性が高いです。
予算がアップしたとしても室外機と給湯器に関しては潮風が吹く状況でも使えるものにしましょう。室外機や給湯器を室内に備え付けられるようであれば検討してみることも重要です。海から直線で5キロ以内なら確実に対策が必要です。(茂原市、大網白里市、白子町、一宮町、長生村、いすみ市、御宿町、勝浦市)
洗濯物には時間や風向きに制限がある
潮風が吹く環境であれば洗濯物を干す時間に制限があると思いましょう。
洗濯物をいつまでも干しておくと夕方ごろにはベタッと生乾きしたような状態になります。そのため、早朝に洗濯物を干して昼頃には取り込むのが日課となるのを知っておきましょう。
最近では、父母共に仕事へ出ていくことが多い時代です。海辺に家を建てる場合は室内で洗濯物を干せるスペースや浴室暖房乾燥機などを備えることを検討しましょう。風向きによっても考えましょう。
植物が枯れやすい
建物だけでなく家庭菜園や造園なども塩害によってダメになるケースが多い傾向にあります。
潮風が通る場所で植物を育てていると葉っぱが変色して枯れてしまいます。海辺付近にて植物を育てる場合は工夫が必要となるでしょう。また、育てる植物に関しても考える必要があります。また、台風が通り過ぎたら必ず散水しましょう。
株式会社K-STYLEは海近くの外房地区で沢山の実績がございます。
施工エリア-Area-
茂原市を中心に下記のエリアで外壁塗装・屋根塗装を行っております。地域密着で責任を持って施工しておりますので、エリア外のお客様はお断りさせていただく場合がございます。
茂原市・長生郡・いすみ市・御宿町・大多喜町・勝浦市・東金市・鴨川市・市原市・千葉市・袖ヶ浦市